相談事例
<事例(1)>
SNSでアイドルグループのチケット2枚を譲るという人を見つけた。定価の2倍だったがどうしても行きたくて、代金4万円をスマホ決済サービスアプリから支払った。その後、音信不通になってしまった。
<事例(2)>
スマホ決済事業者から「不正アクセスがあったため、パスワードの変更が必要です」とメールが来た。そこに書かれていたURLをタップして、個人情報やカード番号、パスワードを入力してしまった。その後クレジットカードに身に覚えのない請求が来た。
消費生活センターからのアドバイス
SNSをきっかけにしたトラブルが発生しています。不正転売を行うと、法により罰せられる場合があり、不正転売チケットを購入すると犯罪に加担することになるため、いずれも行わないようにしましょう。なお、転売チケットでは、入場できない可能性があります。チケットを譲渡したい場合は公式のリセールサービスを利用しましょう。
個人情報や、クレジットカード番号などを詐取するフィッシング詐欺は、大手企業をかたることが多く、被害にあわないためには、メールなどのリンク先を安易にクリックせず、公式のサイトからログインして確認しましょう。
もしも偽サイトに入力してしまった場合は、速やかにパスワードを変更し、カード会社に「カードの利用を止めたい」と連絡し、サービス運営元で不正利用がないか確認しましょう。
困ったことがあれば、消費生活センターにご相談ください。