全国の農林水産業業者の功績をたたえる第52回農林水産祭の畜産部門で、深江町の養鶏業、横田清廣さんと妻サチ子さんが、天皇杯に次ぐ内閣総理大臣賞に輝きました。肉用鶏(ブロイラー)での三賞(天皇杯、内閣総理大臣賞、振興会会長賞)への選出及び受賞は県内初。
今回の受賞は、噴火災害で被害を受けながらも経営を再開し、規模を拡大して地域に根ざした農業振興に取り組んでいる点やブロイラーを早く育てる技術の高さが評価されたものです。ブロイラーは通常、約50日で3kgほどに育ちますが、横田さんの鶏舎では3.3kgほどまでに育つそうです。
横田さんは九州地域の養鶏場に出向いての指導や、遠くは東北や北海道より訪れた養鶏関係者に対して飼養技術のアドバイスを行うなど、農業振興に寄与されております。
今後、ますますのご活躍をお祈りいたします。
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横田さん家族と従業員のみなさん。後継者である2人の息子さんと共に働きやすい就農環境を実現されている点も評価されています。
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入口。消毒設備や防鳥ネットの設置など、鳥インフルエンザなどの病気を防除する対策も万全。
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