相談事例
<事例(1)>
突然、警察官と名乗る人から「詐欺により逮捕した犯人が持っていた名簿にあなたの名前があった。名簿に名前がないか確認するので、同居する家族はいるか」と電話があった。
<事例(2)>
「不用品を買い取りたい」と電話があった。応じると、氏名、年齢、一人暮らしかどうか、貴金属があるかどうか聞かれ答えた。約束の時間に来なかった。不審だ。
消費生活センターからのアドバイス
全国的に、同居する家族の有無を尋ねる、詐欺の予兆電話(いわゆるアポ電)が増えています。警察官、市役所職員、銀行員、病院職員などを名乗り、あの手この手で情報を聞き出そうとします。当センターにも「不審な電話があった」との相談が寄せられており、他人事ではありません。4月は人が移動する時期であり、「再確認する」と言って家族構成を尋ねる電話があるかもしれませんのでご注意ください。
被害防止のためには、自動録音機能のついた詐欺被害防止電話の設置が有効です。また突然、公的機関や金融機関を名乗る人から電話があった時は、詐欺を疑い、一旦電話を切り、自分で電話番号を調べて、直接電話して本当に電話したのか確認するよう心がけましょう。
困った時は消費生活センターにご相談ください。