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【農業者インタビュー】好きを仕事に 花でくらしを華やかにしたい

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何かと忙しい毎日、身近に花が一輪あるだけでその場の雰囲気や自分の気持ちが変わります。

花には周りを華やかにしたり、「疲労」「緊張」「不安」「怒り」などを緩和させる効果があるそうです。

今回は大好きな花を仕事している農業者をご紹介します。


プロフィール

プロフィール2

岩永侑子さん

南有馬町在住。

中学卒業後、諫早農業高校に進む。高校卒業後、花農家の下で研修し、令和4年就農。

就農のきっかけ

実家は野菜農家ですが、農業をして欲しいと言われたことはありません。
花農家になったのは、幼い頃から花が好きで”好きを仕事にしたい”と思ったからです。


栽培農作物

・ハイビスカス(19a)

・バンマツリ(13a)

ハイビスカスは30種類程度栽培しています。挿し木の方法、成長速度、薬の時期など品種によって異なるため育てるのは大変ですが、種類の多さは自分の強みでもあるので、日々勉強しながら育てています。

  • 花5
  • 花4
  • 花3
  • 花2
  • 花1

店頭で花を選ぶポイント

(1)つぼみがたくさんついている(2)葉の緑色が濃い(3)葉の光沢がある花については、購入した後長く楽しむことができます。

年間スケジュール

  • 栽培カレンダー

基本1人で作業し、出荷時などの繁忙期には1、2人お手伝いをお願いしています。

冬は比較的時間があるので、泊りがけの旅行に出かけることができます。

仕事の喜び

岩永さんのタグ

花が順調に育って、出荷するときはもちろん嬉しいです。また、店頭に並んでいる自分の花をお客様が手に取っているのを見ると思わずガッツポーズしちゃいます。花に自分の名前は書いてないけれど、ラベルはオリジナルだからわかるんです。(写真が岩永さんのラベル)

※岩永さんの花は市場を通して九州内の花屋さんで販売されているとのこと。あなたのご近所でも岩永さんの花が見つけられるかもしれません。





苦労している点

一番難しいのは花が高値の時期に出荷のタイミングを合わせること。時期によって出荷価格が上下するので苦労します。また、花弁や葉に虫喰いがあれば商品価値がなくなるため、細心の注意を払って管理しています。


岩永さんの1日

  • 1日の流れ

    週に1回は水かけのみにして休むようにしています。月に数回友達とバレーボールを楽しんでいます。

  • 愛犬

    日課は「じろ」との散歩です。稲を植えていない時期は「じろ」を実家の田んぼに離して自由に走り回らせています。天然のドックランです。


お仕事道具

剪定バサミ

いつも持ち歩いているのは剪定バサミ。木の形を整えたり、草取りや、摘心時に使います。大きい方は太い枝を切る用です。


南島原の農業や農産物の魅力

気さくに先輩農家さんからアドバイスをいただける点と、比較的大きな災害がない点が魅力だと思います。

皆さんに伝えたいこと

若い人にもっと花に興味を持ってほしい

最近は若い人が花を手に取ることが少ないようです。花には暮らしを華やかにする力があると思います。忙しい毎日を送られている皆さんの傍らで私の育てた花が、皆さんの暮らしの彩りになればうれしいです。ぜひ花を手に取ってみてください。

女性の皆さん、農業の世界に飛び込んでみませんか

農業は重労働というイメージがあり男の仕事だと思われがちですが、花の栽培はそうではないです。トラクターなど大きな機械は必要ありません。しいていえば土づくりの行程で大型機械を使う場合がありますが、土も買ってしまえばその作業も不要となります。重労働は皆無で女性でも苦になりません。女性の皆さん、思い切って農業の世界に飛び込んでみてください。


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