南島原市奨学資金貸付制度は、市内に住所を有する者の子弟で、学修意欲に富み、優れた資質を持ちながら経済的理由により就学が困難な学生に学資を貸与し、将来社会に貢献できる有能な人材を育成することを目的としています。
1.奨学金の貸付について
■新規受付期間 4月1日(月曜日)から5月31日(金曜日)まで
※書類は3月1日から配布しています。
(募集については、本市広報紙3月号にも掲載)
■貸付を受ける者の条件(所得及び学力の目安参照)
(1)経済的理由により、就学が困難であること。
(2)人物、学業とも奨学生としてふさわしいこと。
(3)貸付金の償還能力を有し、本市内に居住する保証人が存在すること。
■奨学金の貸与月と額(月額)
貸付対象校 | 貸付金額(月額) |
高等学校(国立海上技術学校を含む) | 30,000円以内 |
大学(短大を含む) | 50,000円以内 |
高等専門学校 | 50,000円以内 |
専修学校(2年以上の専門課程に限る) | 50,000円以内 |
農業大学校、海技大学校、海上技術短期大学校 | 50,000円以内 |
奨学金は、毎月、本人に貸与(本人名義の口座に振込み)します。
ただし、新規貸付者の初回貸与は7月末(4月~7月分をまとめて振込み)になります。
■貸付期間
奨学資金の貸付期間は、在学する学校の正規の修業期間とします。
■貸付条件
奨学資金の貸付条件は、無利子とします。
■出願に必要な書類
出願に必要な書類は、奨学資金貸付申請書(様式第1号)、家族状況書(別紙1)、成績証明書、在学証明書、承諾及び委任状、源泉徴収票または確定申告書の写、就学者控除・特別な控除に該当することの証明書等です。
※成績証明書については、高校1年生は卒業した中学校、大学1年生は卒業した高校、2年生以上は在学校から取り寄せてください。専修学校は大学に準じます。
■出願の方法及び留意点
出願用書類は教育委員会教育総務課及び教育振興班(加津佐公民館、口之津公民館、北有馬ピロティー文化センター日野江、西有家総合学習センター(カムス)、ありえコレジヨホール、布津公民館、深江公民館)に備えてあります(ホームページからもダウンロードできます)。提出される際は書類が揃っているか、記入漏れがないか等、確認をお願いします。
※西有家庁舎及び有家庁舎では、書類の配布・受付を行っておりませんのでご注意ください。
■他との併願・併給
他の奨学金制度との併願・併給は可能です。
■出願時の連帯保証人
奨学資金の貸与を受けようとする者は、本市に住所を有し、かつ償還能力のある保証人を2人立てなければなりません。1名は保護者、もう1名は本人及び保護者と生計を別にする者で(1)地方税が課税され、滞納がない者かつ(2)借入申請時に満60歳以下の者です。
■貸付けの決定
奨学資金の貸付けは、南島原市奨学資金貸付審議会に諮り市長が決定します。決定は6月下旬~7月上旬頃の予定です。結果については文書で通知します。
■貸付金額の変更
貸付金額の変更を必要とする事情が生じた場合は、貸付金額を変更することがあります。
■貸付けの継続
奨学資金の貸付けを受けている者は、毎年4月に奨学資金貸付継続願(様式第4号)に在学証明書を添えて市長に提出しなければなりません。
■貸付けの辞退
奨学資金の貸付けを受けている者が、中途で奨学資金を辞退しようとするときは、奨学資金辞退届(様式第5号)により市長に届け出るものとします。
■注意事項
南島原市奨学資金は給付ではなく貸与です。貸付終了後は償還となります。 『奨学金の償還について』 をよく読み、承諾された上でお申込みください。
■南島原市奨学資金償還補助金について
南島原市の奨学資金償還者のうち、市内に住んで働く方へ、償還金の補助金制度があります(南島原市奨学資金償還補助金)。卒業後は、南島原市への居住を考えてみてください。
出願関係書類 ※A4白紙に片面印刷してください。
【参考】その他の奨学金制度(質問についてはそれぞれの団体へお問い合わせください)
公益財団法人 長崎県育英会 http://www.n-ikuei.jp/
独立行政法人 日本学生支援機構 http://www.jasso.go.jp/
財団法人 岡田甲子男記念奨学財団(TEL.0956-24-0011)
公益財団法人 松藤奨学育成基金(TEL.095-822-7165)