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令和6年度 帯状疱疹予防接種費用の一部助成を行います

最終更新日:

 令和6年度から帯状疱疹ワクチン接種費用の一部を予算の範囲内で助成します。
 予防接種法に基づかない任意の予防接種となりますので、かかりつけ医師等にご相談のうえ、予防接種による効果や副反応など十分にご理解いただき、接種の判断をしてください。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは

 帯状疱疹は、水痘(=水ぼうそう)と同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
 多くの人が子どもの時に感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。
 この水ぼうそうが治った後も、成人の90%以上はウイルスが体内に潜伏しているとされており、加齢、過労やストレスなどで免疫機能が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症する可能性があります。
 50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。
 主な症状は、体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じるものです。 

助成対象者

 南島原市内に住所を有し、申請時点で50歳以上の方 

帯状疱疹ワクチン(任意接種)の種類・費用について

 ワクチンを接種することで、発症を抑制し、重症化や後遺症の予防につながるとされています。
 帯状疱疹ワクチンには、生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)と、不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)の2種類があります。


 

乾燥弱毒生水痘ワクチン
(生ワクチン)

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
(不活化ワクチン)

 

接種回数

 

1回

2回

(2回目接種は、1回目接種から2か月後~6か月内)

 

接種費用


1回あたり 約9,000円


1回あたり 約22,000円

 免疫の持続期間

接種後約5年程度


接種後約10年程度

(11年目以降は、延長試験を実施中)

副反応

 注射部位の発赤、かゆみ、熱感、腫れ、痛み、硬結、全身症状として倦怠感、発疹など。
 非常にまれにアナフィラキシー、血小板減少症紫斑病、無菌性髄膜炎など重篤な副反応が現れることがあります。

 注射部位の痛み、発赤、腫れ、胃腸症状、頭痛、筋肉痛、疲労、悪寒、発熱など。
 非常にまれにアナフィラキシーなど重篤な副反応が現れることがあります。

他の予防接種との接種間隔

 他の生ワクチンとは接種前後27日以上の間隔が必要です。

 接種間隔の規定なし

注意点

 

 

 免疫機能に異常のある疾患をお持ちの方や免疫抑制剤内服中の方は接種できません。

 2回接種が必要です。
 標準的な接種間隔は、1回目の接種から2か月後です。
 2か月を超えた場合は、6か月後までに接種を受けてください。
 6か月を超えての接種は、助成対象外となります。

 

助成額


乾燥弱毒性水痘ワクチン

(生ワクチン)

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン

(不活化ワクチン)

接種費用の2分の1(1,000円未満切り捨て)

4,000円上限/人

接種費用の2分の1(1,000円未満切り捨て)

20,000円上限(10,000円×2回)/人

申請受付期間

令和6年6月3日(月)~28日(金)
※ 予算上限に達した場合は、重症化リスクを考慮し、年齢の高い順とさせていただきます。

助成回数

 生涯に1度限り

接種期限

 令和7年3月31日までの接種分

実施医療機関

 南島原市が指定する南島原市・雲仙市医療機関

 ワクチンが準備できない医療機関もありますので、ワクチン接種前に必ず医療機関に確認してください。

 助成~接種までの流れ

1 各支所またはこども未来課に事前申請書を提出する。
※不活化ワクチン接種(1回分)の助成を希望される方は、1回目の接種を証明するものを提出ください。
2 助成対象者に決定通知、予診票が申請者宅に届く。
3 南島原市及び雲仙市内の指定医療機関に予防接種予約をする。
4 次のものを準備する。
 ・予診票
 ・帯状疱疹ワクチン接種費助成金交付決定通知書
 ・保険証(住民登録など、診察の際必要になる場合もあります。)
 ・健康手帳
5 予約した医療機関で予防接種を受ける。
6 医療機関で接種費から助成額を引いた金額を支払う。

予防接種による健康被害救済制度について

 帯状疱疹予防接種は、任意接種であるため、万一、被接種者に健康被害が生じた場合、予防接種法による「健康被害救済制度」の対象にはなりませんが、「医薬品副作用被害救済制度」による救済の対象になることがあります。

 

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