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牛谷橋(有家町) |
現状と課題 ~市の管理する橋梁の現状および課題について~
橋の維持管理について ~新しい維持管理の方法についての説明~
長寿命化修繕計画の策定 ~南島原市の橋梁長寿命化修繕計画~
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橋の維持管理の流れ
橋の維持管理はつぎの手順で行います。
(1) 定期点検を行い橋の健全度※1を把握します。
(2) この点検データは、随時更新し、最新状況を把握します。
(3) 点検結果をもとに効率的な修繕計画を立案します。
(4) 修繕計画をもとに対策※2を実施します。
※1 橋の損傷状態を客観的に表すためにつけた点数で、0を壊れた状態、100を健全な状態とします
※2 ここでいう対策とは、修繕、補強、架け替えを含んだ方法で、橋の健全度を100に近づけることを言います
橋の損傷状態を把握するために、点検を行います。
点検にあたっては、「長崎県橋梁点検マニュアル」に基づいて実施します。
(点検内容の詳細については、長崎県のホームページ(外部リンク)をご覧ください)
◎日常点検
交通の安全確保を主たる目的として、道路の日常巡回(パトロール)として実施される橋梁の点検。
◎概略点検
代表径間を対象として地上から目視できる範囲の点検(遠望目視点検)。橋梁の代表的な部材に発生した損傷を概略的に把握することを目的とする。
◎詳細点検
橋梁各部に触れる程度の距離まで接近して目視する点検(近接目視点検)。すべての部材に発生した損傷を詳細に把握することを目的とする。
◎異常時点検
台風、豪雨、豪雪などの異常気象、または地震が発生した後に、主に交通の安全性を確保するために緊急的に行う点検。
長寿命化修繕計画を策定するにあたり、長崎県市町橋梁長寿命化検討委員会を開催しました。その中で、南島原市の取り組み内容や計画を説明し、専門知識を有する委員の方々から、さまざまなご意見をいただき、計画に反映しました。
◎長寿命化修繕計画の効果
●予防的な修繕を実施することにより、維持修繕費が縮減できます。
●損傷などによる通行制限等が減少し、道路の安全性・信頼性が確保されます。
橋梁長寿命化修繕計画R4.10(PDF:1.57メガバイト)