オルレって?
「オルレ」は、韓国・済州島から始まったもので、もともとは済州の言葉で「通りから家に通じる狭い路地」という意味です。済州ではなじみ深い言葉ですが、トレッキングコースとして名づけられてからは全国的に有名になりました。オルレの魅力は海岸線や山などの自然、民家の路地などを身近に感じ、自分なりにゆっくり楽しみながら歩くところにあります。
※詳しくは、九州オルレのホームページでご確認ください。
http://www.welcomekyushu.jp/kyushuolle/
<九州オルレ電子スタンプ>
九州オルレでは、新たに電子スタンプの運用を開始しました。
コースに設置されたQRコードを読み込み、コーススタンプを集めることができます。
踏破認定スタンプにも使用できますので、この機会にぜひご利用ください。
電子スタンプへの新規会員登録はこちら(外部リンク)
※従来の押印式スタンプも引き続きご利用いただけます。
九州オルレ「南島原コース」認定
九州オルレは、済州オルレの姉妹版です。
済州島と同じように九州には四季の美しい風景があります。トレッキングに適した道を五感で感じながら地域の魅力を再発見してもらいたいという思いで、九州オルレのコースを整備しました。
九州オルレは、「南島原コース」を含め、18コースとなります。(令和5年4月現在)
「南島原コース」テーマ
『潮風を感じながら、南蛮貿易で栄えた港町を歩く』
距離:約10.5km 所要時間:3~4時間 コース難易度:中級
オルレのマナー
・民家付近を通るときは、勝手に敷地内に立ち入らない。
・住民、民家の写真を撮るときは、必ず同意をもらう。
・ゴミは必ず持ち帰る。
・道沿いの農作物を勝手に採らない。
・道端に咲いている花や木の枝を採らない。
・次に訪れる人のために、リボンを持ち帰らない。
・道案内の看板にはさわらない。
・車道を歩くときは、車に気を付けて歩く。
・コースから外れた急傾斜地等での危険な行動は控える。
・途中出会う旅行者や地元住民の方々と笑顔で挨拶を交わす。
オルレの歩き方
オルレコースマップ
※下記コースマップをご利用ください。
コースマップ(ハングル) (PDF:1メガバイト
コースの見どころ
口之津港 ⇒ 野田堤・烽火(のろし)山 ⇒ 幻の野向の一本松 ⇒ 瀬詰崎灯台 ⇒ あこう群落 ⇒ 玄武岩の海岸 ⇒ 口之津灯台 ⇒ 口之津歴史民俗資料館分館
スタート地点
スタート地点は口之津港ターミナルのすぐそばにあります。 スタート地点について (PDF:587.6キロバイト)
口之津港
口之津港は、1562年に当時の領主である有馬義直により貿易港として開港以来、キリスト教布教と南蛮貿易の中心地として、また明治時代には三池炭鉱の石炭を輸出するための中継港として栄えました。
令和2年3月20日にリニューアルオープンの口之津港ターミナル内には口之津歴史民俗資料館が移設され、売店、食事処、観光案内所の機能が備わっています。
野田堤・烽火(のろし)山
16世紀後半に野田新左衛門の発案により雨水をためて構造された人口のため池です。また、横にそびえる標高約90mの烽火山の頂上には、平安時代に大宰府に外敵等の情報を伝達する手段としてのろし釜が整備されました。
幻の野向の一本松
野向地区の高台には、以前大きな古い松があり、地域の人は「野向の一本松」と親しみをこめて呼んでいました。しかし、終戦後松喰い虫の被害で枯れてしまったため、現在は松の代わりに桜が植えられています。天草の島々まで見渡すことができる景勝地です。
瀬詰崎灯台
早崎瀬戸は、有明海の入口に位置することから全国的にも潮流がはやいところで有名です。そのため、半島の先端にある灯台は、船の安全航行を見守るために設置されました。潮流によって発生する渦潮は、海の雄大さを感じることができます。
幸せの鐘
南島原コースには、注目の写真映えスポットである”幸せの鐘”と呼ばれるハート型のリングがあります。幸せの鐘越しには、瀬詰崎灯台を眺めることができ、素敵な写真を撮ることができます。
あこう群落
南方系のクワ科「あこう」が20本ほど群生しています。幹回りが太く、高さ20mに達するものがあり、樹齢は300年を超える巨木もあります。海流が種子を運び、自然に根付いたもののほか、防風林や防潮林として植えられました。
玄武岩の海岸
およそ430万年前、島原半島が海底火山の噴火によりできた場所。世界ジオパークに認定された島原半島ジオパークでも、主要な見どころの一つとなっています。ハワイの海岸と同じような真っ黒い溶岩の石だたみが見られます。
口之津灯台
口之津に出入りする船の安全航行を見守る灯台(六等白色)が明治13年に造られました。夜は灯台の明かりが点滅し、ロマンチックな雰囲気が漂います。同じレンズが口之津歴史民俗資料館にあり、明治10年、英国バーミンガムの「ライトハウス社」と記されています。
口之津歴史民俗資料館分館
明治32年に長崎税関口之津支庁として建てられた洋風建物です。昭和55年に払い下げを受け、現在は貴重な生活用品などの歴史的遺産を展示しています。
※令和2年3月20日より口之津歴史民俗資料館の機能、大部分の展示物が口之津港ターミナルへ移設されています。
☆注意(1)☆
コースの途中、海岸をとおることとなりますので、必ず下記の『通行可能な時間帯』を確認してください。満潮時は、迂回ルートをご利用ください。(コース上にも掲示しております。)
島鉄バスHP(外部リンク)
・福岡空港・博多港⇒JR博多駅〈特急リレーかもめ〉⇒JR武雄温泉駅〈西九州新幹線〉⇒JR諫早駅〈島鉄バス〉⇒口之津港
・福岡空港・博多港⇒JR博多駅〈新幹線〉⇒JR熊本駅〈産交バス〉⇒熊本新港〈船〉⇒島原外港〈島鉄バス〉⇒口之津港
・長崎空港〈県営バス・島鉄バス〉⇒諫早ターミナル〈島鉄バス〉⇒口之津港
・鬼池港(熊本県)〈島鉄フェリー〉⇒口之津港
・福岡空港・博多港⇒JR博多駅〈新幹線〉⇒JR新玉名駅〈バス〉⇒長洲港〈有明フェリー〉⇒多比良港〈島鉄バス〉⇒口之津港
コース周辺タクシー
・本多観光タクシー(TEL:0957-86-2100)
・南島原交通 (TEL:0957-87-3930)
コース周辺宿泊施設
・口之津温泉しらはまビーチホテル
南島原市口之津町甲2829-1
(TEL:0957-86-3030)
・原城温泉 真砂
南島原市南有馬町丁133
(TEL:0957-85-3155)
・原城の宿 城
南島原市南有馬町丁170
(TEL0957-85-2020)
コース周辺お食事
・すだち (TEL:0957-86-2380)
・波美音 (TEL:0957-86-4030)
・マルサラ(TEL:0957-86-5408)