消費生活センターからの助言
中古車は新車と違って、前所有者の使用状態や管理状況などがまちまちで、品質が一定ではありません。このため購入トラブルも多く発生しています。
インターネットで中古車を購入する消費者も増えていますが、画像だけでは、小さなキズやへこみ、エアコンの効き方、匂い、シートの座り心地など、分からないことも多いので、必ず現車確認を行いましょう。その際は、エンジンをかけて、可能なら走行して、異音やハンドルのブレ、レバーが固いなどの不具合がないか確認しましょう。
契約時は車両価格以外にかかる費用、保証の有無とその範囲、キャンセル時の取り扱い、コンディションノート(修復歴の有無や要整備箇所が記載されたもの)などを慎重に確認し、不明な点は販売店から説明を受けましょう。
実際に不具合が発生したときは、まず販売店に連絡しましょう。勝手に修理すると、事例のように無償修理の請求ができない場合があります。
中古車選びに自信がない人は、地元の信頼できる販売店で購入することをおすすめします。特にフリマアプリやオークション上では、個人同士の取引となり、トラブル発生時は当事者間で解決するよう求められるので注意が必要です。
困ったことがあれば、消費生活センターにご相談ください。