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【農業者インタビューNo.3】農業ときどきゴルフ 5代目のワークライフバランス

最終更新日:

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玉ねぎを収穫する城谷さん 

 

プロフィール

プロフィール

城谷大貴さん

北有馬町在住。代々農業を営む農家の5代目。中学まで北有馬で過ごし大学進学を機に熊本県に転出。平成21年大学卒業と同時に就農。現在は両親と妻の4人で農業を営む。

  

栽培している農作物

玉ねぎ
北有馬地区と布津地区の畑で下記農作物を栽培。
・玉ねぎ(330a)
・カボチャ(30a)
・温州ミカン(250a)
・レモン(50a)
 

就農のきっかけ

代々農業を生業とする家の長男として育ったので、ゆくゆくは家業を継ぐことを意識していました。大学卒業後の進路を考えたとき、親が元気なうちに家に戻り、農業の道に進むことに決めました。

こだわり

毎年、農産物の味が変わらないように気を付けています。わが家は4代目である父から有機農業に取り組んでいます。そのため、極力農薬を使わず、肥料の量にも気を配っています。実は農薬や肥料は農作物の味に大きく影響するんです。もちろん雑草も1本1本手作業で取り除いています。もう1つ大事なのが土壌分析です。この分野では大学時代に勉強した微生物の知識も生かせているはずです。
 

1年間のスケジュール

栽培カレンダー

 

収穫時期はパートさんを雇って家族みんなで乗り切ります。

仕事の喜び・やりがい

自分の育てた農産物を食べたお客様の中には、「城谷さんの野菜はこれまで食べてきた野菜と一味ちがっておいしい」と言ってくださる方がいます。そういった声はうれしいですね。また、私の畑に来ていただいた老舗旅館の料理長が、採れたての野菜をかじって気に入り、取り引きにつながったこともあります。最近では関西の玉ねぎにこだわる飲食店からお声かけいただいて、サラダ用として仕入れていただけるようになりました。
 

苦労している点

レモン
夏の草むしりは地獄ですね(笑)それと収穫時期は忙しく、パートさんを雇って家族みんなで乗り切ります。苦手なのが有機栽培を証明するための書類作成。ただ、大事な作業なのでコツコツ作成しています。
 

南島原の農業の魅力

寒暖差が大きくないため農作物が育てやすく感じます。
 
 

城谷さんの1日

城谷さんの1日
父の代から労働時間はサラリーマン並みです。収穫した農作物は所属している団体で共同選別しているため時短につながっています。ちなみに、わが家は露地栽培がメインなので雨の日はお休みです。自由時間はもっぱら子守りと大好きなゴルフ。平日の夜、ゴルフの練習をすることもしょっちゅうです。
 
 

お仕事道具

ハサミ
職人さんが丹精込めて作られた手打ちのハサミを大事にしています。5,000円もするんですよ。切れ味抜群で選定作業や収穫時に重宝します。使っていくにつれてアジが出てきて愛着を持ってます。
 

城谷さんの私生活

ゴルフ
とにかくゴルフが大好きです。暇を見つけては友人とゴルフコースを回ります。ちなみにベストスコアは77です。
洋服も好きですね。アウトドアブランドやストリートブランドのものをインターネット上で買うことが多いです。
 
 

皆さんに伝えたいこと

まとめ

 


農業というと、泥だらけのイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、いつもそうではありません。僕はほとんどこんな格好で仕事してます。農業は趣味も含めて自分の好きなようにできるし、やり方次第で変わるクリエイティブなものです。それに、僕自身、就農して後悔はないし愚痴も思いつきません。

 

農業っておもしろいですよ。

 

 

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