相談事例
(1)SNSに、話題のブランドのTシャツが「定価の半額」と広告があった。限定品だったので、すぐに注文してカード決済した。2週間経っても届かず、不安になって販売サイトを見返すと、店の住所も電話番号も記載がなかった。メールで問い合わせたが返信もない。
(2)インターネットで格安のブランドTシャツを見つけた。定価の8割引で偽物かなと思ったが、安かったので注文した。代金引換で商品を受け取ったが、中に入っていたのは、おもちゃのようなサングラスだった。
消費生活センターからのアドバイス
事例のように、有名ブランドや有名メーカーの商品を、正規サイトよりも格安で販売するサイトでトラブルが起きています。中には正規サイトとそっくりの模倣サイトだったというケースもあります。これらは海外に拠点を置く悪質業者が運営している可能性が高く、被害にあうと、連絡が取れず、解決が困難なことも多いため、注意が必要です。また、登録した個人情報やパスワードを悪用されるなど被害が拡大するおそれがあります。
被害にあわないために、次のポイントをチェックし、少しでも不安を感じたら購入をやめましょう。なお、偽物の購入は、健全な流通を害し、悪質評者の犯罪に加担することになりますので、行わないようにしましょう。お困りのときは、消費生活センターにご相談ください。
☆トラブルになりやすいサイトのチェックポイント
○大幅に値引きされている
○事業者の所在地や電話番号の記載がない
○振込先が個人名義の口座
○利用規約や商品紹介ページの日本語の表現や漢字が不自然