●相談事例(1)
自宅に来た業者に「全ての家がアナログから光回線へ変更することになった。料金も安くなる」と誘われた。内容は分からなかったが、安くなるならと思い承諾。オプションが付いて逆に高くなった。また友人から、全ての家が光回線に変えるような制度はないと聞いた。
●相談事例(2)
自宅に『光回線の料金がお得になるプランの案内だ』と電話があった。今契約中の業者だと思い承諾した。後日契約内容確認書が届き、別会社と判明。解約したいと連絡したら、違約金を請求された。
●消費生活センターからの助言
センターには光回線に絡む通信契約の苦情相談が絶えず寄せられています。「複数社から訪問販売や電話勧誘を受け、どことどんな契約をしているのか把握できない」「気付かずに不要な契約を二重、三重に行っていた」という相談も少なくありません。
電気通信契約はクーリング・オフできません。勧誘を受けた時は慎重に「(1)勧誘者はどこの誰なのか」、「(2)契約内容は理解できるか」、「(3)現在の契約はどうなるのか」、「(4)解約時の取扱いはどうか」など十分検討するようにしましょう。
困った時は消費生活センターにご相談ください。