最近では、文章(短文、ブログなど)、画像、動画、ライブ配信など、自由に組み合わせできるサービスがあり、見るだけでなく、情報を発信(投稿)することも簡単になりました。
自分の投稿を褒めてもらえたり、共通の趣味を通して友だちができたりすると嬉しいものですが、その反面、しっかり注意しないとトラブルに巻き込まれたり、意図せず加害者になってしまう可能性が大いにあります。
インターネットリテラシー(インターネットを適切に使いこなす能力)を高め、画面の向こうにたくさんの人がいることを意識して、責任感と節度をもって利用するようにしましょう。
SNSを利用するときの注意点
<その1>「個人情報を流出させない!」~嫌がらせやストーカー被害を防ぐ~
・SNSに本名、年齢、学校名、勤務先、出身校などを公開しない。
・会ったことのない相手に自分の写真を送らない(何に利用されるか分かりません)。
・投稿する画像や動画に、学校や制服、公共施設、大型店舗、電柱、マンホール、コンビニなど映り込まないようにする(居場所だけでなく、過去の投稿とひもづければ、簡単に個人を特定できてしまいます)。
<その2>「現実社会のマナーとルールをネットでも守る!」~コミュニケーショントラブルを防ぐ~
・自分が言われて嫌なこと、感情に任せた書き込みは投稿しない(顔も見えない、声も聞こえないネットでは、誤解が生まれやすいもの。暴言は誹謗中傷を受ける原因にもなります。常に相手の気持ちを考えましょう)。
・自分の言動に責任を持つ(冗談のつもりで友人だけに公開した場合でも、ネットではひょんなところから加速度的に拡散します。投稿する前に想像力をフルに働かせましょう)。
<その3>「健全なうたがいの目を持つ!」~自分を守る、社会を守るために~
・安易に情報をひろげない。情報が事実か確認するクセをつける(デマやフェイクニュースかも。社会の混乱を招く一因にならないようにしましょう)。
・画面上の相手を信用しすぎない(なりすましも簡単。あなたへの悪意(別の目的)があるかもしれません)。