
原城跡が世界遺産登録3周年を迎えたことを記念した企画展「幻日―島原・天草一揆を描く 柏本龍太作品展―」が有馬キリシタン遺産記念館で始まりました。
今回展示されているのは、画家・柏本龍太氏により水彩で描かれた作品で、島原・天草一揆を題材とした小説『幻日』(故市川森一氏・作)の挿絵として、2010年~2011年に長崎新聞に掲載されたものになります。
初日となった12月17日、柏本氏による「天草四郎」や「原城跡」などの作品解説が行われ、多くの市民らが訪れました。
柏本氏は「島原・天草一揆は歴史のスケールが壮大。これまで挿絵を制作したことはなかったが、南島原の歴史や地理を勉強しながら取り組んだ。新聞では白黒で掲載されたが、連載終了後に水彩で描いた挿絵をカラーで公開しており、作品をご覧になっていない人も足を運んでいただき南島原の魅力を感じていただければ」と話しました。
令和4年3月まで挿絵全67点が4期にわけて特別公開されます。また、企画展開催期間中、市民は入館無料となり、来館特典として各期デザインが異なる特製クリアファイルが先着300人に配付されます。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
【世界遺産登録3周年記念企画展「幻日ー島原・天草一揆を描く 柏本龍太作品展」
】
■日時:12月17日(金曜日)午前9時
■場所:有馬キリシタン遺産記念館






