令和4年度、本市の消費生活センターでは241件(前年度比29件減)の相談を受け付けました。
昨年度に引き続き、通信販売をきっかけにしたトラブルが多く、また、訪問販売が増加しました(前年度比21件増)。突然「点検しにきた」と訪問し、理由を付けて高額なミシンの修理サービスや消火器を購入させる点検商法に関する相談が寄せられました。
そのほかにSNSをきっかけにした副業紹介サイトで「簡単にもうかる、必ず収益がある」と言われ、副業サポートサービスの勧誘を受け、借金をしてまで支払わされ、その後収益が得られず、借金の返済が困難になるなど、深刻な被害が生じてしまったケースもありました。
消費者トラブルは、ますます多様化・複雑化・深刻化しています。日ごろから積極的に情報収集し、合理的な判断のできる消費者市民を目指しましょう。契約は慎重に、内容をよく確認することが大切です。もしも困ったこと、わからないことに直面したら、すぐに家族・知人・周囲の人、消費生活センターへご相談ください。相談は無料です。お気軽にご利用ください。
●救済金額…市センターへの相談で、「支払わなくて済んだ」「返金があった」などの合計金額
12,142,828円(前年度比 8,563,280円増)