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未完(みかん)日記 鳥獣被害対策 電気柵の設置

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鳥獣被害といわれて、皆さん何を思い浮かべますか?

昨年から今年にかけて、クマが出没した、クマに襲われたというニュースを耳にする機会が多くなりました。

南島原にはクマはいません。ちなみに、クマは九州自体にいないといわれており、2012年には環境省が絶滅宣言を出しています。


ただし、イノシシはいます。


この日、百田さんを訪ねると、イノシシ対策のための電気柵を設置していました。


(1)電気柵の設置予定箇所に防草シートを張る

  • 防草シート1

防草シートを張ることで、草を通した漏電を防ぎ、イノシシに十分な電気ショックを与えられるようにします。

  • 防草シート2

風で防草シートが浮かないように50センチメートル間隔で杭を打っていきます。

(2)支柱を打ち込む

  • 支柱を打ち込む

支柱を防草シートの外寄りに打ち込みます。支柱間は2メートル程度空けます。

(3)支柱に碍子(ガイシ)を取り付ける

  • 碍子を取り付ける

イノシシが支柱ではなく電線に触れるようにするために碍子は農地の外側に向けて設置します。もし、碍子を内側(みかん側)に設置してしまうと、イノシシは電線に触れることなく支柱ばかりを触って押し倒すことが可能になってしまいます。

(4)電線を設置します

  • ワイヤー張り
  • ワイヤー張り2

イノシシは障害物に対して、飛び越えるよりも潜り抜けるために鼻先で触って確かめる習性があります。そのため、電線をイノシシの鼻先の高さに張ります。

  • みかん

収穫まであと少し(品種:原口早生)。


鳥獣との戦いはこれからも続きます。

1期生が就農するまであと”9日”


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