この日は”柑橘の大トロ”とも呼ばれる「せとか」の苗を約100本植えました。
2月から3月にかけて、研修生はみかんの苗の新植を体験しました。新植とは、苗を新しく植える作業のことです。
この日の研修場所は本田さん(1期生)の畑です。ここは遊休農地だったものを本田さんが切り開いて整地した畑になります。
2期生に新植の方法を教える本田さん。
本田さん曰く、苗と苗の間隔の考え方は人それぞれ(本田さんが研修期間中に複数のみかん農家を周ったからわかることかもしれませんね)、本田さんの場合は、後々管理しやすくなることを意識して植えているとのこと。また、根付きを良くするために、新植後すぐに水を撒くことが大切だそうです。
新植中の「せとか」の苗。台木の継ぎ目から5センチ程度を地表に出してから土を被せます。
長時間、かがみこむ体勢での作業が続くため、2期生は首が痛くなったと話していましたが、新しく苗を植えるという貴重な体験ができて有意義な研修になったようでした。
1期生の新植作業を2期生が研修として体験する今回の取り組みは、研修を運営するフロンティア協議会にとってもうれしい流れです。これからも研修生同士のつながりは大切にしていきたいです。
今回新植した苗、実をつけるのは早くても3年後になります。そのときは2期生も就農しているはずです。
3年後が楽しみです。
タンポポの綿毛。3月から5月にかけて見ることができます。
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