長崎県南島原市公式ホームページトップへ
文字サイズ変更 拡大標準
背景色変更 青黒白

未完(みかん)日記 最高のみかんをつくるために”摘果作業”

最終更新日:
  • 摘果作業の様子

(1つ1つ手作業で実を摘んでいきます)

8月、長崎県内では連日、熱中症特別警戒アラートが発表されています。今の時期、ほとんどのみかん農家さんは日中は畑に出ずに朝夕作業をされています。

8月7日の最高気温は36.8℃。午前中、摘果作業真っ最中の本田さんを訪ねました。

摘果とは果実を間引く作業のことで、果実1個に対して十分な栄養を与えられるようにするために行うものです。 

果実の大きさや品質をより良いものにするために欠かせない作業になります。

「間引く対象は実が小さすぎるもの、大きすぎるもの、太陽に焼けているものなどですが、生産者によって考え方が異なります。これは研修を通して4つの団体を周ったからわかることです」と本田さんは話してくれました。

ちなみに、本田さんが1つの木に要する作業時間が15分程度に対し、ベテランの生産者さんは本田さんの3分の1の時間で作業されるとのこと。


  • 枝を切る様子

(摘果作業の合間に枝を細かく切っていきます。土に還り易くするためです)

  • アイスベスト

(今年はとにかく暑い!全国的に35℃以上の猛暑日が続いており、炎天下の作業時にはアイスベストが必須です。夏場は日中の暑さを避けての作業になります)

  • セミの抜け殻

(夏真っ盛り。みかんの葉にセミの抜け殻が付いていました)

 

摘果ノギス

  • 摘果ノギス

(摘果ノギス)


間引く際に「摘果ノギス」と呼ばれる道具を使うことがあります。

画像向かって右側が可動式になっており、果実に押し当てると径がわかります。

摘果時、果実の径を図ることで収穫時の径がわかる優れものです。



1期生がみかん農家になるまで”あと40日”

おいしいみかんが実りますように。


リンク

これまでの未完(みかん)日記はコチラから別ウィンドウで開きます

南島原市みかん研修生募集中別ウィンドウで開きます

インスタグラム「南島原みかん」別ウィンドウで開きます(外部リンク)

南島原市農林課のトップページ「ジオのおいしさてんこもり」別ウィンドウで開きます

360°VRでみかん摘果体験別ウィンドウで開きます

このページに関する
お問い合わせは
(ID:11484)
ページの先頭へ