甘夏の畑
2月18日、みかんの木を間伐する研修を実施しました。場所は百田さん(1期生)の甘夏の畑です。
間伐とは、成長を妨げている木や不要な木を間引くことをいいます。これによって、残った木に十分なスペースを与え、成長を促進させることができます。
作業にはチェンソーと電動アシスト剪定ハサミを用います。もちろん2期生にとっては初めて使う道具です。
今回は伐採した枝を粉砕機でチップへ加工するために、大きな枝を細かくした後、粉砕機に入るサイズになるよう細い枝を切り落としていきます。
太い枝をチェンソーで伐採する
百田さんが実演を踏まえてアドバイス。木が倒れる方向が意識することがポイントとのこと。
細い枝を電動アシスト剪定ハサミで細かくする
ケガをする可能性があるので中峯研修指導員の指導にも熱が入ります。剪定ハサミで切ることができる枝は太さ4センチ程度まで。切りにくい枝は切る方向を変えるなど工夫するよう指導されていました。
チェンソーのメンテナンス
作業の合間にメンテナンスについても学びました。
伐採後の切り株
細かくした枝は粉砕機を用いてチップとなり、土に還します。このことによって細根が広がりやすく水を吸収しやすい土になります。以前は伐採した枝は五右衛門風呂や竈(かまど)の燃料として用いられていたそうなので、資源を生かした今の時代に合った取り組みだといえます。
この日の気温は最高8度、最低2度。寒い日が続いています。
春が待ち遠しいですね。
春を待つ龍石海岸
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